最新レポート - 20120418のエントリ

青少年海外スポーツ交流inCANADA

カテゴリ : 
レポート11-12
執筆 : 
aoao 2012-4-18 17:51
相模原市・トロント市友好都市20周年記念事業 スキー競技 少年海外スポーツ交流事業訪加団として3/29~4/4の日程でカナダを訪問いたしました。団長、副団長以下、役員3名、団員11名、相模原市から随行職員2名の計18名での訪問となりました。

団員もスキー協会Jrチームから、中学1年~中学3年までの男子7名の女子4名の計11名(5クラブ)が参加いたしました。

今回に向けてスキー協会でも起案から約2年間、準備を行ってきました。今シーズンは夏場のトレーニングから団員皆さんも積極的に参加いただきコミュニケーションを図ってまいりました。

3/20相模原市教育委員会、体育協会始め皆様より壮行会を開催いただきました。
本事業の趣旨としては
『アマチュアスポーツの普及、振興と青少年の健全な心身の育成の為、スポーツを愛好する青少年を広く海外に派遣する』
ということで、団員皆さんも"カナダでの文化交流"、"友情交流などを積極的に行う"などの志を持って参加いただいたようです。

3/29市民会館より皆様に見送られながら、いざカナダへ出発となりました。

海外へ渡航するのが初めての団員の方も多かったので、成田→(14時間)→トロントは緊張の連続ではなかったかと思います。入国審査もトラぶりながらも巧みな英会話?でようやくクリアで団員皆さんもほっと一息といった感じでした。

本日はトロント市内にあるBest Western Primrose Hotel Downtown-Torontoでの夕食、宿泊となりました。

現地3/30、訪加団最初の行事であります。学校訪問の為、Sir Alexander Mackenzie School
を訪問いたしました。
訪問時に在校生のJazzバンドの演奏に迎えられ、盛大にセレモニーが行われました。
セレモニーではAlison校長先生より歓迎の言葉をいただき、団長より英語で挨拶を行いました。
各団員はHostStudentと顔合わせの後、それぞれの教室で一緒の授業を受けたり、校庭でサッカーを行ったり、校内でのランチを挟んで交流を楽しんだ様子です。
役員も校内を案内いただき、団員皆さんの奮闘ぶりを見学いたしました。午後は地元Jazzバンドの演奏会もあり、充実した時間を過ごせました。
訪問の後は、トロント市内(TORONTO TOWER,市役所,etc)見学後、ナイアガラに向かいました。

本日はナイアガラ近くのThe Oakes Hotel Overlooking The Fallsでの夕食(Apple Bee)、宿泊となりました。
夕食後、ライトアップされているということで、夜のナイアガラを見学に行きました。
雨は降ってなかったのですが滝のしぶきでみんなびしょ濡れでした。
(気候のせいか、次の日にはすっかり乾いていました。)

現地3/31、ナイアガラ観光を行いました。
(北アメリカ五大湖のエリー湖から同じく五大湖のオンタリオ湖までのナイアガラ川にある滝、
カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝からなる。)
ナイアガラの発祥地点(約10Km下流)まで、途中の発電所、発電所跡、地層などの説明を受けながらバスで見学した後、ワールプール(渦巻き)の観光用ケーブルカー「ワールプール・エアロ・カー」のカナダ側折り返し地点をバスを降りて見学しました。
またバス見学後はカナダ滝を滝壺、裏側からなど間近で見学しました。雄大な自然を間近に見て、団員皆さんもすごく感動していたようです。

昼食前には日本語OKの『北極』さんでのお土産タイムでした。初めての買い物タイムでしたので、こちらが心配するぐらい買い物をしていた方もいましたが・・・皆さんお土産を購入して楽しかったようです。
昼食はSHERATON ON THE FALLSで滝を見ながらのビュッフェでした。景色も良く豪華な昼食で大満足でした。

昼食後、アメリカとの国境に掛る『レインボーブリッジ』を歩いて見学しました。50セントを払ってカナダを歩いて出国、橋の中央に国境があり、アメリカの手前まで皆さんで渡りました。
高さ約50mで下をのぞくと"ぞっ"としますが、海で囲まれている日本人には国境を歩いて渡る感覚がないので、なかなか新鮮でした。橋からはすべての滝を一斉に見ることで出来、再び大自然に感動でした。
橋をカナダ側に戻るとカナダに再入国です。皆緊張の一瞬でした。

ナイアガラ観光後は一路トロントへ本日中にバンフ(カルガリ)へ移動です。
国内線で4時間、カルガリ到着後はバス約2時間の移動でした。今日の夕食はバンフに向かうバスの中で『幕の内弁当』です。久しぶり?の日本食はかなり好評でした。

本日はBanff International Hotelでの宿泊になりした。最終日まではこちらのホテルにお世話になりました。

現地4/1、いよいよスキーです。天気は快晴です。
本日は訪加団の2つ目の行事になります。スポーツ交流:現地スキーチームの子供たちとの交流です。
場所はバンフ、レイクルイーズスキー場です。午前中は現地スキーチームの子供たちと一緒に滑走、昼食は一緒にビュッフスタイルでサンドイッチをいただき、昼食後はタイムレースを行いました。
昼食時には、日本より持参したプレゼントの交換を行いました。
和物のプレゼントを皆さん用意していたようですが、喜んでもらったようです。
特にコマ、けんだまなどの遊び道具はすごく興味を持った様子で、その場で遊び始めてかなり盛り上がり交流の手助けになったようです。やり方の見本を見せてあげたいところでしたが、団員皆さんも緊張のせいかけんだまは乗らず・・・コマは回らず・・・でしたが、同じスキーを楽しむ同志和気あいあいとした時間を過ごせた様です。
午後のタイムレースはカナダっ子さすがでした。午前中は皆ファットスキーを履いていましたが、GS用に履き替えてきてました。団員の皆さんも大変健闘したのですが、1位はカナダっ子に・・・やっぱり負けると悔しいです。

夕食はDancing Sasquatchでアルバータ牛のステーキでした。個人的にアメリカ大陸の人は"筋が多い肉が好き"の印象でしたが、全然柔らくて美味しかったです。
バンフは非常に治安が良いということで、夕食後は外出OKの自由時間となりました。皆さんスケジュールの関係もあり、なかなか街を見て回る事もなかったので楽しんでいたようです。

現地4/2、今日もスキーです。天気は本日も快晴です。バンフ、サンシャインスキー場でガイドさんにゲレンデを案内いただきながら滑りました。
かなり滑りました。団員皆さんもやっぱりスキーだと生き生きしているように感じられました。
ガイドさん曰く『久しぶりにガっつり滑りました。』との事。最近は年配の方が多いので、スキーもゆったりスキーが多いそうです。
やっぱりスキーは楽しい!!そしてカナダにピース!!

夕食はMelissa's Restaurant and Barでトラウトのステーキでした。色が色でしたので"サーモン"?と聞いたのですが、"トラウト"ということでした。
ちょっと納得いってないのですが・・・夕食の前後は外出OKの自由時間となりました。

また、非常に天気が良かったので、"オーロラ"が見られるかもということでしたので、皆さんでホテルに戻ってから夜空を見上げてみましたが、残念ながらオーロラは見られませんでしたが、冬の時期は晴れていればほとんど見られるとの事。少し時期がずれていたようです。

現地4/3、いよいよ帰国です。
出国審査はないので、みんなリラックスして出国出来ました。カルガリ→(10時間)→成田 無事着きました。
相模原までの帰りのバスで解散式を行いました。それぞれ感想をいただきましたが、感想を伺っていて、"非常に楽しかった"、"勉強になった"という感想が多くありましたが、口々に親御さん、準備いただいた方々への感謝の言葉も聞けて非常に嬉しく、そして頼もしく感じました。

あっという間でしたが、団員皆さんにとって"非常に良い経験になった""素晴らしい仲間が出来た"のは間違いないと思います。
次の日からは中学校の始業式、高校の入学式ということで、また緊張した忙しい毎日を過ごされていると思いますが、この一週間の経験が『Action"行動"』なればと思います。